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観光行政 ■第2519号《2009年6月20日(土)発行》  

新たに11氏が理事就任 日観協総会
今年度は2つの新規事業に取り組む

 日本観光協会(中村徹会長、約750会員)は11日、東京・御成門の東京プリンスホテルで通常総会を開き、観光関係人材育成事業、人材ネットワーク形成活用事業などを盛り込んだ今年度事業計画を承認。役員の補充選任では新たに11氏が理事に就任した。また、今年度の観光振興事業功労者表彰、日本観光ポスターコンクール入賞者表彰なども併せて実施した。

 総会には約200人が出席。冒頭あいさつした中村会長は、新公益法人制度への移行について、「一般社団法人か公益社団法人のいずれかを選択することになるが、基本的な方向としては公益社団法人への移行を念頭に置いて検討を進める」考えを示した。

 来賓の本保芳明観光庁長官は、「協会がナショナルセンターとしての役割を果たすことを期待している」と述べるとともに、4月に発足した「観光立国に関する官民協議会」を通じた官民の政策強化に言及した。

 今年度新規事業のうちの1つ、人材ネットワーク形成活用事業は、観光による地域づくりなどを進めていくために必要な人材を発掘、育成し、その情報を管理・活用する仕組みを検討、地域のニーズに応える人材ネットワークを形成するもの。

 総会終了後、国内観光振興セミナーを開催。丁野朗日観協総研所長が若年層の旅行重要喚起策についてその手法を紹介した。来年度総会は6月10日、東京プリンスホテルで開催する予定。  新任役員と観光振興事業功労者は次の通り(敬称略)。

【理事】
 全日本空輸社長・伊東信一郎▽広島県観光連盟会長・大田哲哉▽休暇村協会理事長・大西孝夫▽JR西日本副社長・佐々木隆之▽東京都副知事・佐藤広▽JR東日本取締役鉄道事業本部営業部長・田辺滋▽日本観光旅館連盟会長・近兼孝休▽国際観光施設協会会長・中山庚一郎▽日本政府観光局(JNTO)理事・道明昇▽日本経団連常務理事・椋田哲史▽島根県観光連盟会長・山根常正

【観光振興事業功労者】
 北海道観光振興機構副会長・大西雅之(54)▽鳴子温泉郷観光協会相談役・大沼昭男(82)▽前群馬県観光国際協会理事長・宮崎謹一(69)▽前埼玉県物産観光協会会長・石渡勲(76)▽伊東観光協会専務理事・山下弘之(73)▽福井県観光連盟理事・山本幸男(69)▽亀岡市観光協会顧問・前田逸郎(69)▽熊野本宮観光協会理事・栗栖敬和(72)▽山口県観光連盟副会長・伊藤隆司(78)▽土佐清水市観光協会理事・田村泰輔(74)▽福岡県観光連盟理事・不老安正(65)▽みやざき観光コンベンション協会理事・渡邊綱纜(78)



舩山会長を再任 TIJ総会
任期満了に伴う役員改選で舩山会長を再任したTIJ総会

 日本ツーリズム産業団体連合会(TIJ、舩山龍二会長)は10日、東京のグランドプリンスホテル赤坂で通常総会を開き、任期満了に伴う役員改選で舩山会長を再任した。今年度の事業目標は「ツーリズム産業の連携と拡大を図り、観光立国の実現を目指す」とし、休暇改革や産学連携など4事業の推進と組織強化に取り組み、「観光庁と連携して観光立国推進基本計画の5大目標達成を目指す」ことを確認した。

 冒頭あいさつした舩山会長は、「観光庁が観光に関連する省庁と横断的な連携、コーディネートをし、さらに地方自治体とのパイプをつなぐ機能を持っている組織である以上、信頼されるパートナーとして民側のツーリズム産業組織の役割、機能がどうあるべきかを再検討することも必要」と指摘。

 その上で「既存の観光関係団体は固有の課題を抱えているが、同時に共通する課題も抱えている。少し時間をいただいて観光立国を推進する官と民の効果的な関係を模索していきたい」と述べ、観光関係団体の組織再編に取り組む考えを示唆した。

 今年度事業計画を見ると、休暇改革事業については「1ウイークバカンスキャンペーン」を引き続き展開するとともに、「国内旅行活性化部会」を立ち上げる。双方向交流(ツーウェイツーリズム)の拡大を目指すため、従来の訪日ツーリズム委員会を「ツーウェイツーリズム委員会」に名称を変更。これに伴い「相互交流部会」を新設する。英語版ホームページを開設し、外国人へのTIJ認知度向上も目指す。

 組織強化事業では「特別部会」を立ち上げ、新公益法人制度への取り組みを開始する。

 役員改選では、金井耿JATA会長の常務理事就任、新理事として丸尾和明日本旅行社長らの就任を合わせて承認した。



パリ「ジャパン・エキスポ」、3省庁が連携し参加
 7月2〜5日、フランス・パリで開催される日本のポップカルチャーをテーマにした世界最大規模の海外イベント「ジャパン・エキスポ」に3省庁が連携して参加する。経済産業省や外務省は、アニメーション、マンガ、音楽、ファッションなどの最新情報を紹介。観光庁は訪日旅行の魅力をPRする。

 ジャパン・エキスポは、毎年7月にパリで開催され、今年で10回目を迎える。昨年は381の団体・企業が参加し、13万人の来場者を集めた。

 経産省は、アニメ、マンガなどの最新コンテンツを紹介するとともに、東京ゲームショーなどの複数の見本市をオフィシャルイベントに位置づける「ジャパン国際コンテンツフェスティバル」(9月〜、東京など)についてPRする。

 また、外務省はジャパン・エキスポの期間中、国際交流基金を中心に「ジャパン・ポップカルチャー・フェスティバル」をパリ日本文化会館で開催し、ファッションショーやアニメ作品の上映会を行う。

 観光庁は、日本政府観光局(JNTO)とともに、ビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)のブースを出展し、主に若者層をターゲットにした訪日旅行に関する情報を発信する。



農水省、郷土料理の英文パンフ作成

 農林水産省は、農山漁村の郷土料理の魅力を外国人旅行者に紹介しようと、英文のパンフレット「JAPAN’S TASTY SECRETS」を発行した。きりたんぽ鍋(秋田県)、ひつまぶし(愛知県)、宇和島鯛めし(愛媛県)といった郷土料理95品を紹介。観光庁、日本政府観光局(JNTO)などに活用してもらい、ビジット・ジャパン・キャンペーンと連携し、農山漁村への外国人旅行者の誘致を促進する。

 英文パンフレット(カラー64頁)は、農山漁村を中心に親しまれている郷土料理に加え、宇都宮餃子(栃木県)、富士宮やきそば(静岡県)、横須賀海軍カレー(神奈川県)などのご当地料理23品も合わせて紹介した。農水省が2007年度に選定した「農山漁村の郷土料理百選」を基に製作されている。

 英文パンフレットの監修には、日本のテレビ番組の英語監修を数多く手がける英国出身のアダム・フルフォード氏が携わった。フルフォード氏は1981年に来日、日本人女性と結婚し、現在は神奈川県在住。日本の食文化にも造詣が深い。

 フルフォード氏は、「バラエティーに富んだ食材、料理にあふれるのが日本の食の魅力。外国人が食べてみたいと興味がわくように文章を工夫した」と話す。地方独自の豊かな文化を感じさせる「きりたんぽ鍋」、イベント的に楽しめる「わんこそば」(岩手県)、独特のにおいからチャレンジ精神をかきたてる「くさや」(東京都)、歴史が興味深い「海軍カレー」などを印象的な一品として挙げた。

 英文パンフレットは1万部を作成。成田空港や関西空港に設置して配布するほか、観光庁やJNTOに海外の旅行見本市での情報発信に活用してもらう。




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