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トラベル ■第2509号《2009年4月4日(土)発行》  

JATA、宿泊拡大へキャンペーン

 日本旅行業協会(JATA)は4月1日、国内宿泊旅行の拡大と日本の魅力再発見を目的とする1年間のプロモーションをスタートさせた。キャッチフレーズは「もう1泊、もう1度(ひとたび)。春夏秋冬 季節のリズムで旅しましょう」。第一弾の取り組みとして、一般消費者に宿泊を促すプレゼントキャンペーンを開始した。

 この「もう一泊、もう一度」国内宿泊プレゼントキャンペーンは、4月1日〜9月30日の期間中にJATA会員の旅行会社で累計3泊以上の国内宿泊旅行を申し込んだ人が対象。2泊以上の宿泊と年間2回以上の宿泊旅行を促進するのが狙いで、「観光庁の観光立国の目標である4泊と観光旅行消費額30兆円を目指すことを根底に置く」(JATA国内・訪日旅行業務部の興津泰則部長)。

 JATA会員の旅行会社で国内宿泊を購入すると1泊につき1個スタンプがもらえ、3つそろえると宿泊券や全国各地の土産品などが当たる抽選に応募できる。ウェブからの宿泊予約は予約確認メールがスタンプの代わり。スタンプ4つでさらに旅行券のプレゼントの抽選にも参加可能。賞品総数は1千人分。

 応募の締め切りは10月18日。1日にはキャンペーンサイト(http://mou1paku.com/)も立ち上がった。


阪急交通と阪神航空が統合へ
会見に臨む小島社長(中央)

 阪急阪神ホールディングス(HD)の旅行・国際輸送部門を担う中間持株会社の「阪急阪神交通社HD」(大阪市北区、小島弘社長)は3月31日東京・新橋の第一ホテル東京で会見を開き、2010年4月に同社傘下の阪急交通社、阪神航空、阪急エクスプレス、阪神エアカーゴの4社を再編し、旅行事業を阪急交通社に、国際輸送事業を阪急阪神エクスプレスに集約すると発表した。競争力を強化し、シェア拡大を図るのが狙い。合併による業界順位の変動はないが、阪急交通社と上位各社とのシェア争いは激しさを増しそうだ。

 昨年4月に中間持株会社体制となった段階からHD傘下の旅行2社、国際輸送2社の間での統合に向け検討を進めてきた。事業形態別再編で、意志決定、経営・営業管理の迅速化を進め、海外主催旅行ナンバーワンに向けた体制強化を図る。

 このうち旅行事業部門は主催旅行、団体旅行、外国人旅行部門を阪急交通社に集約する。阪急交通社の旅行ブランド「トラピックス」「クリスタルハート」と阪神航空の旅行ブランド「フレンドツアー」は統合しない。

 阪神航空の主要事業である業務渡航については、阪急交通社の業務渡航部門と統合、独立させ、新たに阪急交通社の子会社として阪急阪神ビジネストラベル(HBT)を設立、同HDの業務渡航事業を一手に担わせる。HBTが業務渡航を専門的に扱うことで、多様化する顧客ニーズに対応し、シェア拡大を目指す。

 会見で再編に向けた各事業会社の考えを述べた阪急交通社の生井一郎副社長は、「統合による事業強化で、海外主催旅行のシェアナンバーワンを目指す」と力強く語り、今後の方針として中国商品の開発によるシェア拡大の意思を示した。同社はヨーロッパ方面商品に強みを持つが、「中国を『第二のヨーロッパ』」に(生井副社長)する考え。また、羽田、成田料空港の発着枠拡大などで今後重要性が高まる首都圏市場での販売強化を図る考えを示した。

 合併で阪急交通社の旅行取り扱い額は08年取扱額ベースで総取扱額が3039億1016万円、海外旅行取扱額が1948億9792万円、国内旅行取扱額は1077億2628万円となる。業界順位はそれぞれ4位、3位、5位と変わらないが、総取扱額、海外旅行取扱額は各上位会社の取扱額と400億円ほどの差となる。

総販2ケタ減 国内8%減に 阪急交通社
 阪急交通社が発表した2月の旅行取扱額は前年同月比12%減の249億2913万円。うち、国内旅行は東海、北陸、中部、山陰方面は堅調に集客したが、伊豆・箱根、南紀、沖縄方面が振るわず、8.1%減の96億7767万円となった。

 海外旅行は米国、韓国、中国、東南アジア方面が好調だったものの、ハワイ、カナダ、東欧方面が伸び悩み、14.3%減の152億2428万円、外国人旅行は5・3%減の2718万円といずれも減少した。

国内2ケタ減 阪神航空
 阪神航空の2月の旅行取扱額は前年同月比23.5%減の19億1232万円だった。うち、国内旅行は航空券やクーポン券などの取り扱いが大きく減少し、27%減の1億2249万円にとどまった。海外旅行も23.2%減の17億8983万円と苦戦。


高速料金引き下げで、じゃらんと楽天がキャンペーン
 3月28日に全国で始まった高速道路の料金引き下げに伴い、国内総合宿泊予約サイト「じゃらんnet」と旅行総合サイト「楽天トラベル」の両サイトがキャンペーンを始めた。キャッシュバックや現金プレゼントなどを実施することで、ドライブ旅行を中心に高まる国内旅行機運を後押しし、需要拡大につなげたい考えだ。

 じゃらんは3月25日から、抽選で1千人に現金1千円を贈るキャンペーン「ドライブへGOGOキャンペーン」を始めた。同サイトでドライブ特集を始めたのに伴うキャンペーン。じゃらん会員のうち、期間中に宿泊予約のうえ実際に宿泊しキャンペーンに申し込んだ人を対象とした。  ドライブ特集では、高速道路の料金検索ができるほか、サービスエリア・パーキングエリア情報、インターチェンジ近くの宿情報、高速道路を使った旅行プランを紹介している。

 キャンペーン期間は5月31日まで。

 楽天トラベルが25日から始めたキャンペーンは、抽選で500人に高速道路の往復利用料金にあたる2千円を贈るもの。ユーザIDを使って土日祝日の国内宿泊を予約、実際に宿泊した楽天会員が対象となる。同社はキャンペーンにより、「昨今の旅行トレンドである『安・近・短』の国内旅行を喚起したい」としている。

 応募・予約受付期間は5月10日まで。


JALツアーズ、送客1500万人達成

 JALツアーズは3月26日に送客1500万人を達成した。同日には東京・羽田空港で達成記念セレモニーを実施、1500万人目の利用者となった川崎市在住の寺本さん家族=写真=に記念品を贈呈したほか、須藤元社長らが寺本さんと同じ飛行機で沖縄に向かう搭乗客に記念品を配った。

 セレモニーで須藤社長は「お客さまに愛用していただいたおかげで会社設立5年で達成できた。今年は『心にずっと残る旅〜ひとは、旅して、夢をみる』をテーマに商品を造成している。今後も選ばれ、愛される旅行会社を目指していく」とあいさつし、利用者に感謝を伝えた。

 1500万人目となった寺本さん一家は、同社の5周年記念商品の沖縄旅行の参加者。勤続20年の休暇を使った記念旅行ということで、偶然にも1500万人目の利用者となったことは二重の喜びとなった。子供さんは記念品を手に「星空観察が楽しみ」と話し、初めての沖縄旅行への期待で顔をほころばせた。

 07年4月の1千万人達成から2年で1500万人を達成した。  同社は昨年以来パッケージ商品、ダイナミックパッケージとも好調。今年1〜3月の販売も前年実績を越えたことなどから「予想よりも早く1500万人を達成できた」(同社マーケティング部)。


JTB、東京・横浜のキャンペーン開始
あいさつする日比野常務

 JTBは4月1日、国内旅行活性化を目的とする「日本の旬」の09年度上期の取り組みとして、東京、横浜という都市にスポットを当てたキャンペーンを始めた。古き良き伝統が息づく都市、常に進化し続ける都市の魅力を「ライブシティ東京・横濱」のテーマで訴求。文化、歴史、食、人による新たな都市型交流を創り出したい考えだ。

 河川の歴史や環境を学ぶ神田川ボートクルーズや、和紙の紙漉き体験や落語鑑賞も加えた日本橋巡りといった、エコや体験の要素を取り入れた商品を提案。首都圏外だけでなく首都圏内からも集客するため、着地型ツアーや域内観光に便利なバスプランなどを数多く用意した。

 個人旅行のみならず団体旅行や外国人旅行客などあらゆる旅行形体での販売を拡大する。販売目標人員は対前年同期比12.5%増の160万人。

 キャンペーンを目前にした3月24日には、関係する宿泊施設、観光施設、バス事業者などとの合同会議を都内で開き、相互協力によりキャンペーンを成功させる決意を示した。登壇した日比野健JTB常務は「日本の旬の交流が日本の活性化につながると確信している。都市部のキャンペーンは初めてであり、東京、横浜の潜在的な魅力を掘り起こすきっかけになれば」と期待した。

 日本の旬はJTBが1988年から開始。キャンペーン期間中に対象地域の旅行を促進する展開を行うのはもちろん、期間終了後に二次交通などインフラの仕組みを地域に残し持続的な観光地の発展に貢献していくことが、一般的な観光キャンペーンとの違い。
 


日本旅行、善光寺参拝ツアー発売
 日本旅行はこのほど、ご開帳期間の善光寺(長野市)を参拝するツアーを発売した。パッケージの赤い風船と団体用の両方で、独自の特典を付けて展開。101年前に日本初の団体臨時列車で善光寺参りを実施した同社が「善光寺は当社として特別な地域」として、販売に力を入れる。

 パッケージ「赤い風船『善光寺へ行こう〜七年に一度の御開帳年』」は4月5日から7月31日までの設定で、長野県内22地区、61施設が参画した宿泊プラン。善光寺に加え、善光寺とご利益が一体とされる別所温泉の北向観音を参拝できるよう、シャトルバスを運行、アクセスを整備した。このほか善光寺公認ガイドの案内や、参拝記念手ぬぐいのプレゼント、寺の無料休憩所の利用などの特典が付く。

 8人以上の団体用には「信州キャンペーン」を4月1日から6月30日まで展開。長野県内18地区、34施設の宿泊プランで、そのほか貸し切りバスなど団体旅行にかかわる手配全般を行う。貸し切りバスは特別料金を設定。宴会時、千円で飲み放題になるプランも先着千人で設定した。


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