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  トラベル ■第2484号《2008年9月20日(土)発行》  

2010年宇宙の旅に日本人10人が申し込み
宇宙船を手に説明するヴァージンギャラクテック社のスティーブン・アッテンボロー副社長(左)と旅客営業責任者のキャロリン・ウインザー氏

 英ヴァージングループの宇宙旅行会社、ヴァージンギャラクティック社と、同社の日本地区公式代理店クラブツーリズムは11日、新宿京王プラザホテルで会見し、早ければ2010年にも日本人観光客の弾道宇宙旅行が実現する可能性を示唆した。

 乗客6人、パイロット2人が搭乗する宇宙船「スペースシップ2」が09年には完成。1年半から2年半かけてテスト飛行を行い、安全性を確認した上で商業飛行を始める。

 来日、会見したスティーブン・アッテンボロー副社長は「宇宙旅行を掲げている競合他社は試験機の開発にすら成功していない」と話し、民間初の弾道宇宙旅行の実現に自信を示した。

 最初の宇宙船にはヴァージングループのリチャード・ブランソン会長が搭乗し、安全性をアピールするという。

 日本人の申込者は現在10人。男女比は半々で平均年齢は60歳。ライブドアホールディングス元社長で現在は小僧com会長の平松庚三氏、今年78歳になる女性、外資系企業に勤める稲波紀明氏などが申し込んでいるという。

 このうち稲波氏は「稲波紀明の宇宙旅立ち日記」というブログで宇宙旅行への思いをつづっている。

 アッテンボロー副社長によれば、同宇宙旅行には現在35カ国から270人の予約が入っている。日本人10人のうち3人は「ファウンダー」と呼ばれる最初の100人に入っており、初の商業飛行を始めてから3〜4カ月以内に宇宙に飛び立つ予定だ。初飛行は「早ければ10年に実現する」(同副社長)とした。

 3日間の事前訓練も含めて1人あたり20万ドル(日本円で約2200万円)の旅行代金については、商業飛行開始から10年後には5万ドル程度にしたい考えだ。

 宇宙旅行の出発地は、米ニューメキシコ州。宇宙船スペースシップ2は、母船「ホワイトナイト2」で高度15キロメートルの地点まで運ばれ、空中で発射される。マッハ3超の速度で乗客6人を高度100キロメートルの宇宙空間へ案内する。乗客はシートベルトを外し、船内で4〜5分間の無重力体験を楽しむことができる。

 スペースシップ2の窓は通常の航空機の2倍の大きさに設計されており、窓の外に真っ青に浮かぶ地球を存分に眺められるという。


JTBサン&サン西日本、法人向けにメタボ改善ツアー

 JTBサン&サン西日本は、法人向けにメタボリックシンドローム対策の旅行型健康増進プログラムを企画。第一弾として12日、和歌山、鳥取、兵庫の7施設での研修旅行プランを発売した。設定期間は10月から来年3月まで。

 4月からの特定健診・保健指導の義務化に対応したプランで、名称は「男磨き女磨き計画」。JTBヘルスツーリズム研究所や関西医科大学の監修を受けた。腹囲や肥満度指数などの指標改善だけではなく、旅行前中後の健康メニューも盛り込み、「健康的な生活習慣を手に入れる」ことを目指す。

 1泊2日を基本とし宿泊地で異なるスポーツメニューを設定。白浜温泉や川湯温泉、南部など和歌山の宿では熊野古道ウォーク、兵庫県・淡路島ではロッククライミングウォールを用意した。

 8人から参加可能で社員旅行のほか、メタボ対象者の小グループの研修にも活用できる。販売目標は300人。



JRグループ、「鉄道の日」の記念きっぷ

 JRグループは10月14日の「鉄道の日」に合わせ、JR全線の普通、快速列車の普通車自由席が乗り降り自由な記念きっぷを発売する。きっぷにはJRグループの加盟各ホテルの宿泊料金が安くなる特典も付けた。

 発売期間は10月3〜19日で、4日から19日まで利用できる。発売額は大人9180円、子ども4590円。1枚のきっぷで3回、または3人まで利用できる。



JALセールスの下期戦略、北海道方面を重視


 JALセールス(東京都港区)はこのほど、旅行会社向けに、JALツアーズの商品「JALステージ」や、JALセールスの商品「JAL紀行倶楽部」の08年下期(08年10月〜09年3月)の説明会を東京都内で開いた。特に下期では北海道方面の商品に力を入れる方針。参加した旅行会社関係者123人に訴求した。

 説明会ではJALツアーズ5周年記念商品「五感で感じる旅」をはじめ、第1ブランド「JALステージ」や第2ブランド「ふらり」の商品を紹介。

 第1ブランド商品の1つ、「JAL北海道スペシャル」は08年10月から09年4月5日までの間、「JAL北海道キャンペーン」を行う。キャンペーンはご当地グルメが食べられる「たびグルメチケット」をプレゼントするほか、旭山動物園まで無料で乗車できる「JAL旭山動物園号」の乗車、北海道銘菓のプレゼントなどの特典が付く。

 たびグルメチケットでは、設定期間10月1日から1月31日の期間、札幌ではスイーツ、帯広では豚丼といったメニューが対象となる全53施設で利用できる。1人につき1枚チケットをプレゼントする。

 気軽で便利な日本の旅をコンセプトにしたJALセールスの商品「JAL紀行倶楽部」の下期商品の中の1つ、北海道の商品では、リーズナブルな価格と充実した商品内容がセールスポイント。例えば、阿寒湖、川湯、十勝川の3カ所の温泉地に設定した「温泉スペシャル2日」は、10月14日〜12月25日の出発で、1泊2食付き、大人1人19800円からと格安料金で提供する。

 説明会の会場には国内線「JALファーストクラス」=写真=を展示した。

 JALセールスの板橋秀幸氏は「説明会には大手旅行会社からの出席が目立ち、関心の高さが伺えた」と手ごたえを話した。

 08年下期販売目標人数の方面別は、北海道で28万4100人、東北、北陸、中部で7万5千人、関東で32万6400人、関西、南紀、山陰、山陽、四国で15万2600人、九州、奄美大島諸島で22万3800人、沖縄で26万100人の計132万2千人を目指す。

 説明会は青森県など東日本エリア22カ所で開いた。



主要旅行業63社7月実績


 国土交通省が17日に発表した今年7月の主要旅行業63社の旅行取扱状況(速報)は、総取扱額が6079億7851万4千円で前年同月比1.5%増だった。国内旅行は前年を上回ったが、国際線の燃油サーチャージが上昇している海外旅行は2カ月連続でマイナスとなった。

 国内旅行は4.2%増の3779億3707万8千円。観光事業課によると、旅行会社は、国内旅行の増加の要因について「海外旅行からの振り替え」などを挙げている。方面別では、東京ディズニーリゾートが人気となっている関東をはじめ、九州、沖縄方面が好調だったという。

 海外旅行は、3.0%減の2247億2599万6千円。燃油サーチャージの高騰を背景に、「遠距離、乗り継ぎの多い欧米を中心に需要が落ち込んだ」などの報告があったという。

 一方、外国人旅行は19.6%増の53億1544万円で、4カ月連続の2ケタ増となった。

 旅行商品ブランドの取扱額は、国内旅行が6.5%増の1007億2千万円、海外旅行が6.7%減の653億5370万6千円、外国人旅行が18.1%増の3億6500万2千円。取扱人数は国内が5.6%増の355万6483人、海外が10.5%減の38万5305人、外国人が12.0%増の1万9247人だった。

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