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  ビジネス ■第2477号《2008年7月26日(土)発行》  

JTB商事、旅館ホテル経営者セミナー開催
あいさつする小川社長


 JTB商事(小川幸作社長)は15日、旅館・ホテルの経営者、上級管理職者らを対象とした「旅館ホテル経営セミナー」を愛知県西浦温泉の「天空の宿 末広」で開いた。受講料は1万円。全国から82人が参加した。

 小川社長は冒頭あいさつで「企画設計室と旅館ホテル販売本部建装部のアピールの場として4年ぶりにセミナーを企画した。JTB商事の07年度売上高は370億円だが、両事業をてこに、近い将来に500億円にしたい」と力をこめた。

 基調講演は、松坂健・西武文理大学サービス経営学部教授による「生き残り=勝ち残り状況をどう戦うか」と、増田慶作・山田ビジネスコンサルティング社長の「金融機関との上手なつきあい方」の2本立て。

 松坂教授は「原油高、食材高などのコスト高もあり旅館経営は大変な時期だが、今は目先の売り上げを作ることより、事業の再構築に取り組むことが大事」と指摘。「個人に売りやすい形式の洋室化、使わない宴会場の用途転換、食材仕入れの抜本的見直しなどを行い、将来勝ち残る宿になる準備を粛々と進めるべき」と具体的な提案をした。

 山田社長は「装置産業は定期的に適切な設備投資が必要だ。必要な時に必要な額を調達できるようにするためには金融機関の考え方を知る必要がある」とした上で、債務者区分と信用格付けの仕組みなどを解説した。

 企画設計室の小輪瀬博子コンサルタントは、01年から07年の間に4回行った末広の投資概要と経緯を説明。館内施設見学会も開いた。



リョケン、9月9〜10日に新潟で旅館大学セミナー

 コンサルタントのリョケンは9月9、10の両日、新潟県湯田上温泉のホテル小柳で今年2回目、通算140回目の旅館大学セミナーを開く。会場となるホテル小柳の「現場主義を活かした経営戦略」を同社社長の野澤幸司氏らが講演。「集客対策あの手この手」と題したパネルディスカッションも行う。

 ホテル小柳は昨年創業95周年を迎えた客室65室、収容人員350人の旅館。地元密着型の旅館として地域の顧客に支持されている。昨年7月には個人客化に対応するため食事どころ「味彩厨房ゆごや」をオープン。夕食提供だけでなくランチ営業も展開している。

 講演では、野澤社長が打ち出した顧客満足度向上と現場の効率化に向けたさまざまなアイデアを披露。全旅連シルバースター部会長として人に優しい施設作りを進める一環として、館内のバリアフリー化、エコ対策、ノロウィルス対策に取り組む事例も発表する。

 セミナー2日目に行うパネルディスカッションでは、旅館のセールス活動、直販対策、旅行会社対策、インターネット販売への取り組みなどを4人の若手経営者が語る。パネリストは菅野豊臣(福島県・ホテル華の湯常務)、谷口徹(三重県・扇芳閣専務)、利光伸彦(和歌山県・大阪屋ひいなの湯専務)、今津一也(兵庫県・ホテル金波楼取締役)の各氏。

 旅館経営者、幹部社員などを対象に参加者を募集している。申し込みは9月5日までにリョケン(TEL0557・83・2120)へ。



小企業の売上DI、3カ月連続で低下


 国民生活金融公庫はこのほど、全国小企業月次動向調査の7月分の結果を公表した。それによると、今年6月の小企業の売上DI(「増加」の企業割合から「減少」の企業割合を引いた値、季節調整値)はマイナス28.3で前月比8.5ポイント低下した。DIの低下は3カ月連続で、低下傾向が強まっている。

 業種別にみると、製造業はマイナス27.6で、前月から15.6ポイントの大幅な低下となった。非製造業はマイナス28.4で、同7.8ポイント低下。これで5カ月連続の低下となった。

 非製造業のうち飲食店はマイナス21.7で、同3.9ポイント上昇した。サービス業はマイナス24.4で、同9.0ポイント低下。

 7業種の中で最もDI値が高かった運輸業(マイナス6.7)はマイナス27.9で、前月から21.2ポイントの大幅な低下となった。2番目にDI値が高かった建設業(7.2)もマイナス21.5となり、14.3ポイントの大幅なダウンとなった。

 7月の全企業の売上DIは、6月から3.7ポイント上昇し、マイナス24.6になる見通し。

 全企業の採算DI(「黒字」の企業割合から「赤字」の企業割合を引いた値)はマイナス12.2で、前月比8.7ポイント低下した。7月は6月から1.6ポイント低下し、マイナス13.8になる見通し。

 調査は7月上旬、同公庫取引先の小企業(従業者20人未満、卸売、小売、飲食業は10人未満)1229社に行った。有効回答数は964社で、回答率78.4%。

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