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  地域観光 ■第2474号《2008年7月5日(土)発行》  

コンベンション参加者にタクシー運賃の半額助成 富山県

 富山県は今月から、会議、学会などのコンベンションに参加する県外からの訪問者が観光にタクシーを利用する場合、運賃の半額を助成する事業を始めた。県のほか、富山市など9市、タクシー事業者が半額分の運賃を負担。コンベンションの誘致、周辺観光への誘導に向けて、コンベンションタクシーの制度をPRしていく考え。全国で初めての試みだ。

 試行的な事業として2010年3月まで実施する予定。富山県のほか、富山、高岡、射水、魚津、氷見、滑川、黒部、砺波、南砺の9市が参画。タクシー事業者は、法人32、個人27の計59社が、コンベンションタクシーの実施に向けて料金変更の認可を受けている。

 運賃の割引分は、県とタクシー事業者の所在する9市がそれぞれ2割、タクシー事業者が1割を負担する。

 対象となるコンベンションは、9市のいずれかで開催され、複数県にまたがる規模の学会、会議、大会であることなど一定の条件がある。県外参加者は、事前にコンベンション主催者を通じて半額券を申請する。9市内に宿泊することが条件だ。

 県などは6月25、26の両日、コンベンションタクシー事業の開始に向けて、運転手を対象にした観光ガイド養成講座を開いた。2日間合わせて77人が講座を修了した。県によると、受講希望者は約300人に上るほど関心を集めており、今後も順次講座を開催する。

 富山県には、富山市内に6カ国語の同時通訳などが可能な国際会議場、黒部市内にも宇奈月国際会館といった大型会議施設がある。ただ、コンベンション開催地としての知名度は必ずしも高くなく、その向上が課題となっている。

 県観光・地域振興局観光課コンベンション誘致班の下川雅一班長は「コンベンションタクシーを付加価値として打ち出し、会議の誘致、会議参加者の増加につなげたい。人気の観光地、立山・黒部アルペンルートなどの観光をセットにした提案も考えていきたい」と話す。



和装の観光客に特典、萩市と津和野町が共同で実施

 山口県萩市と島根県津和野町は1日、和装の観光客にさまざまな特典がある「和魂in萩津和野」を始めた。JRグループと山口県が実施する山口デスティネーションキャンペーン(山口DC)に併せた展開。9月30日まで。

 萩、津和野では、夏期シーズン、和をテーマにした「着物ウイーク」(萩)や「浴衣キャンペーン」(津和野)などのイベントを単発でそれぞれ開いていた。今回、両市町が協力し、和をテーマに日本の歴史や文化、伝統に触れられるエリアとして情報発信や受け入れを行うことにした。

 萩と津和野を結ぶバスも1日1往復運転。また、共同で特典を付けた「和魂着物割引パスポート」を作ることで、誘客増に結びつける。

 着物や浴衣を着て、同パスポートを持参すると津和野地域では、美術館、土産店、飲食施設で割引などの特典がある。また、津和野旅館組合の宿では、宿泊した女性客を対象に、色浴衣や帯、下駄の無料貸し出しもある。

 萩エリアでは、和の体験講座や着物写真の無料プレゼントのほか、約100軒の店舗で割引などの特典がある。萩市内の旅館・ホテルでも特別宿泊プランを販売する。



金沢市、東海北陸自動車道の開通にあわせ誘客キャンペーン
東海北陸自動車道全線開通記念のパスポート


 金沢市と金沢観光協会は7月5日の東海北陸自動車道の全線開通にあわせ、中日本高速道路会社とタイアップし、中京圏からの誘客を図る「金沢誘客キャンペーン」を実施する。10月末までの期間限定。

 キャンペーンでは「金沢エクスプロラー(探検家)パスポート」を10万部作り、高速道のサービスエリアや中京地区の旅行代理店、観光交流都市協定を結んでいる豊田、岡崎両市などにも配布する。

 パスポートには44観光施設の割引、伝統工芸品やペア宿泊券プレゼントの特典を付けたほか、宿泊施設やイベントスケジュールなどの情報を掲載している。「高速道を利用して訪れる観光客に配慮し、駐車場の位置情報も載せた。自動車を降り、周遊バスなどを利用することによって市内の観光・文化施設をゆっくり楽しめるよう工夫した」と観光協会。

 金沢の魅力をアピールするため、名古屋や岡崎、豊田でのPRイベントも計画している。



郡上市、東京で郡上おどりイベント、雨の中4500人が参加
外国人客の姿も見られた郡上おどり


 岐阜県郡上市は6月21、22の両日、郡上おどりが体験できる参加型のイベント「郡上おどりin青山」を東京都港区青山で開いた。当日は激しい雨にもかかわらず、外国人観光客など約4500人が踊りに参加した。

 郡上市では、江戸時代に郡上八幡の城主・青山公の土地と建物があった青山で郡上おどりを親しんでもらおうとこのイベントを毎年実施している。イベントの運営に携わった郡上市観光連盟の江川誠二さんは「郡上おどりは、踊りを通していろんな人と触れあえる魅力を持つ。このイベントで多くの人に知ってもらいたい」と話す。会場内では郡上市の特産品も販売した。

 21日にはイベント開催15回を記念して郡上市と港区、青山外苑前商店街振興組合が友好交流協定を締結した。港区と郡上市で観光振興などを目的に交流を深めていく。

 郡上おどりは、7月12日〜9月6日の32夜にわたり同市内で行われる。期間中の8月13〜16日の4日間は夜通しで踊る。

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