2月の宿泊者数、3%減少

  • 2017年5月19日

前年比プラスは19府県

 観光庁がこのほど発表した宿泊旅行統計調査の結果、2017年2月の宿泊施設の延べ宿泊者数(2次速報値)は前年同月比2・6%減の3585万人泊だった。全国で前年同月の実績を上回ったのは19府県にとどまった。全体のうち日本人の延べ宿泊者数が2・0%減の3008万人泊で、前年実績に対して10カ月連続のマイナス。外国人の延べ宿泊者数は、旧正月の時期の移動が中華圏などの2月の旅行需要にマイナスに影響し、5・6%減の576万人泊となった。
 
 延べ宿泊者数全体を見ると、上位の都道府県は東京都が4・2%減の422万人泊、北海道が8・5%減の278万人泊、大阪府が0・7%増の246万人泊、千葉県が2・9%増の165万人泊、静岡県が5・0%減の152万人泊だった。

 地方別では、九州が1・6%増の418万人泊だった。5県はプラスだったが、長崎県は8・3%減、大分県は6・2%減となった。東北は3・7%減の282万人泊で、山形県、福島県以外の4県がマイナスだった。

 外国人の延べ宿泊者数に限ると、前年同月の実績を上回ったのは20県にとどまった。三大都市圏(東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、京都、兵庫の8都府県)が8・2%減、地方部(三大都市圏以外)が2・4%減だった。

 外国人延べ宿泊者数の上位の都道府県は、東京都が7・7%減の119万人泊、北海道が2・0%減の90万人泊、大阪府が8・7%減の82万人泊、京都府が0・3%減の32万人泊、沖縄県が14・3%減の30万人泊だった。

 国・地域別では、中国が14・1%減の148万人泊で、全体の27・9%を占めた。以下は韓国が12・8%増の95万人泊、台湾が10・1%減の95万人泊、香港が8・4%減の45万人泊、米国が4・0%増の24万人泊などだった。

客室稼働率は微増の59.5%

 宿泊施設の2月の客室稼働率(2次速報値)は、前年同月比0・7ポイント増の59・5%となった。

 施設タイプ別では、シティホテルが0・1ポイント増の77・8%、ビジネスホテルが1・3ポイント増の75・2%、リゾートホテルが0・2ポイント減の57・3%、旅館が0・9ポイント減の36・0%、簡易宿所が0・1ポイント増の22・7%。

 都道府県別で客室稼働率が高かったのは、(1)大阪府82・7%(2)東京都80・7%(3)福岡県76・8%(4)愛知県71・5%(5)沖縄県69・0%―など。大阪府は、リゾートホテルが95・7%、シティホテルが85・9%、ビジネスホテルが85・5%などと高かった。

 旅館の客室稼働率を都道府県別に見ると、(1)大阪府61・4%(2)東京都55・4%(3)大分県52・8%(4)北海道50・9%(5)静岡県47・9%―などが上位だった。

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