1月の宿泊者数、1%増の3610万人に

  • 2017年4月14日

 観光庁がこのほど発表した宿泊旅行統計調査の結果で、2017年1月の宿泊施設の延べ宿泊者数(第2次速報値)は、前年同月比0・8%増の3610万人泊となった。前年同月の実績に対して9カ月ぶりにプラスを記録し、1月としては調査開始(07年)以降で過去最高だった。延べ宿泊者数のうち日本人は微減だったが、外国人は増加した。全国平均の客室稼働率(同)は同増減なしの52・4%だった。

 日本人の延べ宿泊者数は0・5%減の2990万人泊で9カ連続のマイナス。外国人の延べ宿泊者数は8・0%増の620万人泊で4カ月ぶりにプラスだった。外国人の増加は、中華圏などの旧正月休暇が17年は1月末から始まったことが要因の一つ。全体に占める外国人の割合は17・2%となった。

 延べ宿泊者数全体では、前年同月の実績に対して26都府県がプラス、21道県がマイナス。延べ宿泊者数が上位の都道府県の状況は、東京都が1・0%増の437万人泊、北海道が2・1%減の275万人泊、大阪府が4・7%増の249万人泊、千葉県が4・8%増の164万人泊、沖縄県が8・1%増の158万人泊だった。

 地方ブロック別では、東北が1・8%減の275万人泊となり、福島県以外の5県がマイナスだった。九州は4・8%増の398万人泊で、長崎県を除く6県がプラスとなった。

 外国人延べ宿泊数は、前年同月の実績に対して36都道府県がプラス、11県がマイナスだった。地方ブロック別では、東北は6県すべてで増加したが、九州は長崎、熊本、宮崎の3県が前年割れとなった。

 外国人延べ宿泊者数の伸び率は、三大都市圏(東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、京都、兵庫の8都府県)が9・6%増、地方部(三大都市圏以外)が6・0%増だった。

 国・地域別の延べ宿泊者数の上位は、中国が14・9%増の165万人泊で全体の28・9%を占めた。韓国は10・6%増の99万人泊、台湾が3・0%減の86万人泊、香港が32・5%増の52万人泊、米国が20・0%増の28万人泊など。

 客室稼働率は、宿泊施設のタイプ別でシティホテルが1・1ポイント減の68・9%、ビジネスホテルが0・1ポイント増の65・6%、リゾートホテルが0・4ポイント減の51・1%、旅館が1・1ポイント減の32・2%だった。

 都道府県別の客室稼働率は、トップの大阪府が76・2%だった。大阪府はすべての施設タイプで全国トップで特にシティホテルは82・1%に達している。客室稼働率の2位は東京都の72・1%、3位は福岡県の65・8%だった。旅館は、1位大阪府(51・0%)2位大分県(50・1%)、3位東京都(49・3%)、4位北海道(45・8%)、5位佐賀県(44・1%)となった。

関連する記事

「てるみくらぶ」が多くの旅行予約を受けたまま経営破綻したことを受け、旅行業の経営管理や弁済制度のあり方を検討する観光庁の有識者会議「経営ガバナンスワーキンググループ」(座…

続きを読む

気象庁は7日、群馬・長野県境の草津白根山(2160メートル)の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げた。これを受け、群馬県草津町は1…

続きを読む

訪日スキー市場の開拓を地域の経営力向上期待 観光庁の「スノーリゾート地域の活性化に向けた検討会」(座長・原田宗彦早稲田大学スポーツ科学学術院教授、2015年1月設置)が…

続きを読む

新聞ご購読のお申込み

注目のコンテンツ

2016年度「部門別・旅館ホテル100選」(2017年1月14日発表)

  • 「料理」「サービス」「風呂」「施設」「雰囲気」のベスト100軒

第30回「にっぽんの温泉100選・選んだ理由別ベスト100」(2017年1月1日発表)

  • 「雰囲気」「泉質」「地域内の充実」「郷土の食文化」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

第30回「にっぽんの温泉100選」発表!(2016年12月17日発表)

  • 1位草津、2位別府八湯、3位指宿

2016年度「5つ星の宿」発表!(2016年12月17日発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」は?