淡路島観光協会、「3年とらふぐ」で集客へ


樫本会長らキャラバンのメンバー

 兵庫県の淡路島観光協会(樫本文昭会長=淡路インターナショナルホテル ザ・サンプラザ)は10日、東京の都市センターホテルで旅行業者らとの懇談会を開いた。首都圏での初開催で、「淡路島3年とらふぐ」など食を中心に島全体(淡路市、洲本市、南あわじ市)の魅力をアピール。「首都圏から多くの送客を」と呼び掛けた。

 島への観光客は関西圏からが約8割を占めるが、首都圏を“第2の市場”と捉え、積極的にPRすることにした。

 島は古来、朝廷に食材を献上していた「御食国(みけつくに)」と呼ばれ、フグ、ハモ、牛肉、タマネギなど食材が豊富にある。その中で今回は「淡路島3年とらふぐ」にスポットを当てた。

 トラフグの養殖が島南部の福良港沖合で行われ、通常2年の養殖で商品が出荷されるが、特別に3年かけて養殖したトラフグを出荷する。鳴門海峡の潮にもまれて身が引き締まり、重さも2年ものに比べ1・5~2倍になるなど、質、量ともに優れた食材になるという。

 観光協会の樫本会長、洲本市の竹内通弘市長らは「島は食文化が豊富。その良さをPRして、一人でも多くの人に来てもらえるようにしたい」とアピール。

 淡路島のミス「第37代クイーン淡路」の松下有沙さんは「おすすめは花が一面に広がる『あわじ花さじき』(淡路市)。今はコスモスが見ごろです」と地元の見どころを語った。

 
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