東武トップツアーズは4月1日付で組織改正を行い、「情報セキュリティ対策室」(CSIRT)を新設する。経営戦略と全社事業の方向性を策定推進する部門として「経営戦略部」も設置する。
情報セキュリティ対策室の新設で、情報セキュリティのインシデント発生時の対応強化を図る。
経営戦略部は、経営管理部の実施していた経営計画策定、予算管理、リスク管理、広報などの業務と営業統括部で行っていた計数管理や中期経営計画推進業務を統合。新規事業の展開や業務提携などを戦略的に取り組む。
また、企画仕入本部所管に「事業企画部」を新設し、法人営業本部所管のマーケット開発部の機能を移管する。「モノ消費」から「コト消費」へのマーケットの動きや、将来的な消費者ニーズの変化を捉え、柔軟に対応できる商品造成体制の強化を図る。マーケット開発機能と企画仕入本部の全国ネットワークを機能的に連携させることで、地方創生や訪日外国人旅行者のニーズなどにも弾力的に対応できる新規事業の企画を推進する。
営業統括部所管の個人旅行推進プロジェクトと個人営業本部所管のカウンター営業部、メディア営業部を個人営業本部に統合。意思決定の迅速化を図り、顧客ニーズに迅速、柔軟に対応ができる体制を整備する。
ビジネスサポート営業部の名称を「ビジネスサポート事業部」に変更。商品やサービスの企画から販売、提供までを一貫して行っている部署であることがその理由。