エボラブルアジア、「かんざしクラウド」株式の一部を売却


 エボラブルアジアは、「かんざしクラウド」株式の一部を売却した。

 One Asiaのビジョンをかかげ、アジアを舞台に、オンライン旅行事業、訪日旅行事業、ITオフショア開発事業と投資事業を手掛ける株式会社エボラブルアジア(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉村 英毅、証券コード:6191、以下当社は、平成29年8月10日の臨時取締役会にて、「かんざしクラウド」を運営している投資先の株式会社かんざし(本社:東京都渋谷区、代表取締役:林垣恵太、以下かんざし社)の株式一部売却につきまして決議いたしましたため、お知らせいたします。

■かんざし社の株式売却の概要
 今回のかんざし社の株式売却概要は、次の表の通りです。

 なお、当初持分割合は40.0%であり、今回の売却により当社のかんざし社の持分割合は30.0%となります。

※ネクストイノベーション株式会社の概要

■かんざし社の事業概要・株式売却の経緯
 昨年11月5日に公表いたしました通り、当社は合弁会社として株式会社かんざしの設立時に出資いたしました。

 かんざし社は、宿泊施設(旅館・ホテル)向けの業務効率化に特化したシステムツール「かんざしクラウド」を開発・販売しており、「かんざしクラウド」を用いると宿泊プランの作成、宿泊プランの修正等が一括で可能となります。継続利用率が非常に高いため、収益が積み上がるストックビジネスであり、宿泊施設の契約数の伸長と共に業績も拡大しております。

 また、同社の今後の成長戦略は以下の3点となります。

①     かんざしクラウドのストック型での成長
②     宿泊施設向け商品のアップセル

 クラウド上で写真の管理ツールである「シャシーン」など宿泊施設向け商品の充実により「かんざしクラウド」の顧客に更なる付加価値を提供し、ワンストップでのソリューションを提供いたします。

③     宿泊施設以外への横展開

 かんざしクラウドのオンライン販売管理ツールとしてのノウハウはグルメやファッションなどでも応用可能であり、オンラインでのシステム管理が必要な業界への横展開をいたします。

 同社は、IPOに向けた準備を本格的に実施しております。
上場へ向けた資本政策の一環で、今回当社持分の一部売却を模索する中で、今回の売却に至りました。

■当社の投資事業の今後
 当社は上場来投資事業を本格化し、これまでに15案件で総額960百万円の投資を実行しておりますが、今回が投資事業初となるイグジット案件となりました。

 当社は、かんざし社設立以来、営業面・管理体制構築面の支援・当社の上場準備のノウハウ提供等を提供することにより、投資先としてかんざし社の育成につとめております。

 今後もかんざし社を含めた投資先の育成に尽力してまいります

■業績へ与える影響
 上記売却により、平成29年9月期において売上高100,000,000円、営業利益99,000,000円が計上される見込みです。現時点において、平成29年9月期の通期業績見通しの変更はありません。

【株式会社かんざし】
本社  :東京都渋谷区渋谷3-10-15 川名ビル5F
社名  :株式会社かんざし
代表者:代表取締役 林垣恵太
URL:http://www.kanxashi.co.jp/

【株式会社エボラブルアジア】
本社  :東京都港区愛宕2-5-1 愛宕グリーンヒルズMORIタワー19階
社名  :株式会社エボラブルアジア
代表者:代表取締役社長 吉村 英毅
資本金:1,022,636千円(払込資本 1,850,272千円)
URL:http://www.evolableasia.com/

 
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