エアウィーヴ、楽天を引受先とする約12億円の第三者割当増資を実施


 エアウィーヴ、楽天を引受先とする約12億円の第三者割当増資を実施した。

 株式会社エアウィーヴ(東京都中央区八重洲、代表取締役会長兼社長:高岡本州、以下エアウィーヴ)は、このたび楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下 「楽天」)を引受先とする、約12億円の第三者割当増資を実施しました。これにより、楽天は創業者に次ぐ主要株主となりました。エアウィーヴが金融機関以外からの外部資金を調達するのは初めてです。これを受けてエアウィーヴは、「睡眠のトータルソリューションカンパニー」への進化とともに、IPOを視野に入れた体制強化を図ります。

 エアウィーヴは「マットレスパッド」において新市場を創出するなど、革新的な素材をベースに寝具業界にイノベーションを起こし、設立10年あまりで売上高100億円を超える規模に成長しました。さらに人工羽毛のかけ布団、ベッドマットレスなど、革新的な商品を継続的に投入し、近年は「総合寝具メーカー」に変貌しつつあります。 

 加えて2016年には、スマートフォンで睡眠の質を計測する「睡眠アプリ」をリリースしました。

 今回の資金調達の目的は以下の通りです。

■新規事業開発及びR&D
・睡眠に関するビッグデータの解析、及びより精度の高い睡眠計測・より質の高い睡眠環境を提供するためのIOT開発投資
・創業時から国際的研究機関などと継続している「睡眠研究」 の更なる強化と、その成果のビッグデータ解析、IOTなどへの応用 
・他業種とのアライアンスを含めた新事業開発
■海外事業の強化
■財務体質の改善
■システム導入や人材確保による内部管理体制強化

 今回の出資に関して、楽天株式会社 常務執行役員 インベストメントカンパニー プレジデントで、楽天の投資事業である「楽天キャピタル」を統括する高澤 廣志氏は次のように述べています。

 「“Sleep Technology”を核としたエアウィーヴのビジネス構想は注目を集めており、非常に魅力的かつ有望です。今回の出資がエアウィーヴにとって、さらなる技術向上のため、また、国内だけではなく世界に向けてビジネスを拡大するための一助となることを期待しています」

 当社の高岡 本州は次のように述べています。

 「『睡眠負債』という言葉を頻繁に目にするなど睡眠に対する世の関心が高まっている中、エアウィーヴは様々な異業種企業から睡眠に関するコラボレーションのご提案を受けており、これらを通して、事業機会が拡大すると考えております。これらのコラボレーションの実現には先進のIT技術が必要です。今回の出資を通じた強力なバックアップで、エアウィーヴの目指す”Sleep Technology”をベースとした『睡眠のトータルソリューションカンパニー』への進化を加速できると期待しております」

 
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