【高校教育旅行特集】民泊受け入れ家庭は200軒(埼玉県・秩父)


秩父礼所34カ寺での座禅体験

都心に“ちかいなか 秩父”

 
 埼玉県の秩父地域は、東京都心から約2時間の距離でありながら、昨年ユネスコに登録された「秩父祭」に代表される歴史や伝統文化、素晴らしい自然、また、人情にあふれた地域です。

 歴史の教科書の中では、「和同開珎」「秩父事件」などが有名で、地学の面では“日本地質学発祥の地”として「日本ジオパーク」にも選ばれています。また、最近では人気アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』や映画『心が叫びたがっているんだ。』の舞台にもなり、アニメの聖地でもあり、学校関係では、全国の卒業式で一番歌われている『旅立ちの日に』の発祥の地でもあります。

 また、風光明媚で豊かな自然も残っており、四季を通じた観光要素も多くある地域ですので、老若男女問わず、今や人気が高まっている観光地でもあります。

 その秩父地域で行われる民泊では、約200軒の登録家庭が1軒3~4人の少数単位で生徒たちを迎え、名物であるそば・うどん打ちをはじめ、地域独特の生活を感じられる田舎料理を一緒に作り、食事や畑仕事など、常に一緒に行動をします。民泊で生徒たちをお預かりしている間、ほんものの家族同様、家庭の一員として田舎の生活体験や親密なコミュニケーションを図ります。

 また、季節によっては学校、クラス単位で、首都圏の貴重な水資源となっている荒川を活用した川下りやラフティング、自然の中でのアドベンチャーや渓流釣り、田植え体験、日本百観音霊場の「秩父札所34ケ寺」で行われる座禅、竹細工など学校のニーズに合わせた自然、文化を体感できる豊富な体験プログラムも多数ご用意しています。

 受け入れコーディネート組織である「一般社団法人 秩父地域おもてなし観光公社」は、行政とも密接に連携しており、秩父医師会、秩父消防本部にも受け入れの際には事前にお知らせをして、万が一の緊急時にも、地域ぐるみで対応する準備もしています。

 バスでは「東京駅」付近から約90分。首都高、関越道経由「花園IC」下車、国道140号を利用。鉄道ではJR山の手線池袋駅から西武鉄道の特急レッドアロー号(全席指定)で西武秩父駅まで約80分。都心から一番近くて、一度に約300人まで受け入れ可能なのが秩父地域の民泊です。

 東京への修学旅行に“ちかいなか 秩父”の民泊を取り入れ、人情あふれる田舎の生活体験をしてみませんか。


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