JTB、中国に情報新会社 テレビ番組連動型アプリサービス開始へ

  • 2017年5月18日

ベストニホンのロゴが入ったボードを手にする、JTBの坪井取締役(中央)や上海ベストニホンの立川常務副総経理(左端)ら

 JTBは4月27日、中国のメディア企業と新会社を設立し、訪日旅行者を対象にしたテレビ番組情報連動型アプリケーション情報サービス「最霓虹(ベストニホン)」を5月15日から開始すると発表した。訪日意欲の高い中国人の取り込みを図る。

 新会社は上海陶最霓虹网絡科技有限公司(上海ベストニホン、李翔総経理)で、上海でテレビ局などを手掛ける上海日欣文化伝媒有限公司(上海ルーセント、呂辰晔総経理)と共同運営する。出資比率は上海ルーセント65%、JTB10%、その他が25%。出資額などは明らかにしていない。

 上海ルーセントは日本文化を伝えるトレンド情報番組「東京印象」や「地方版印象シリーズ」などを放送、上海を中心に日本ファンを増やしている。毎週200万人程度が視聴しているという。

 ベストニホンは東京印象の視聴者をターゲットに実用情報を提供、訪日旅行の需要喚起を図る。着地型旅商品やチケット予約、渡航ビザ代行などを手掛けるほか、GPS機能付き店舗情報による中国人旅行者の来店喚起なども行う。

 JTBの坪井泰博取締役訪日インバウンドビジネス推進部長は同日の会見で、「(今回のサービスは)日中合作が大きな特徴であり、日中間の虹の架け橋、情報メディアとなることを期待している」と抱負を述べた。また、上海ベストニホンの立川幹規常務副総経理は「最新の日本の姿を伝え、日中の架け橋になることを目指す」と意欲を示した。

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