三重県鳥羽市の鳥羽市温泉振興会がこのほど、2017年4月に発足10周年を迎えたことを記念して「10年宣言」を発表した。鳥羽市温泉振興会や鳥羽市の関係者=写真=が12月4日、東京都台東区の観光経済新聞社を訪れ、鳥羽温泉郷10周年について紹介した。
鳥羽温泉郷は、伊勢志摩国立公園の宿泊拠点で、四つの有人離島や漁村集落、ミキモト真珠島、鳥羽水族館などが見どころだ。また、海女の人数が日本一の場所としても知られている。
鳥羽市温泉振興会は、2007年に設立。入湯税の導入を決めるなど、鳥羽市の観光振興に取り組んでいる。10年宣言をこのほど発表。今後、「宿づくりが地域を変える」「国際化時代に打ち勝つ旅館づくり」を理念とし、宿泊産業の地位向上や地域が変わるための存在価値の提供、発信を行う。