宿泊予約サイト「Relux」が「No-Showプロテクション」を開始〜無連絡キャンセルに悩む宿泊施設に一定の支援金を給付〜
高級宿泊予約サイトのリラックスは８日、契約宿泊施設がノーショウ被害を受けた場合に支援金を支給する「No-Showプロテクション」を始めた。同社発表による詳細は以下の通り。
一流ホテル・旅館の宿泊予約サイト「Relux（リラックス）」（https://rlx.jp）を運営する株式会社Loco Partnersは、Relux契約施設が予約者の無連絡キャンセルによる損害を被った場合、一定の支援金を給付するサービス「No-Showプロテクション」を開始いたしましたので、お知らせします。
【「No-Showプロテクション」開始の背景】
宿泊業界において、気軽で簡単なオンライン・トラベル・エージェントを経由した宿泊予約が人気となっている一方（※）、旅行者が予約当日に宿泊先へ現れない無連絡キャンセル（以下、「No-Show」）の損害が、大きな課題として挙げられるようになりました。
このNo-Show対策として、一部の宿泊施設では、事前のクレジットカード決済による予約受付が導入されていますが、事前のクレジットカード決済に抵抗のある旅行者が少なくありません。そのため、多くの宿泊施設では、事前のクレジットカード決済と現地決済の双方を採用しており、No-Showの根本的な解決には至っていないのが現状です。
あるRelux契約施設におけるNo-Showの発生割合は、予約全体の約1%にも上ります。また、1室につき1組の旅行者しか受け入れができないという宿泊施設の特性上、No-Showによる経済的損失の影響は大きくなる傾向があります。さらに、No-Showはこれらの金銭的な損害だけではなく、新規顧客獲得の機会損失などの継続的不安にもつながっています。
これまでもReluxでは、キャンセル料金の明示によるNo-Showの未然防止や、No-Show発生時のキャンセル料請求に宿泊施設と一体となって取り組んできましたが、この度「No-Showプロテクション」をサービス化することにより宿泊施設のNo-Showによる損害を少しでも軽減し、サポートしたいと考えています。
No-Showによる損害は、飲食店でも宿泊施設と同様に課題となっており、株式会社トレタがNo-Showによる損害が発生した飲食店に対してお見舞金を支払う取り組みを行っています。業界は違えど、ReluxでもNo-Showに悩む宿泊施設の力になれるよう活動してまいります。
※2015年1月26日 株式会社 電通 発表「日本のオンライン旅行市場」より
http://www.mlit.go.jp/common/001080039.pdf
【「No-Showプロテクション」サービス概要】
「No-Showプロテクション」は、Relux契約施設においてNo-Showが発生した場合、一定の支援金を給付し、宿泊施設をサポートするためのサービスです。
・「No-Showプロテクション」の対象
ReluxカスタマーがRelux経由で宿泊予約をし、No-Showが発生した場合、かつNo-Show発生後に宿泊施設が予約者からキャンセル料金を徴収できなかった場合を対象とします。
・「No-Showプロテクション」対象施設
Reluxと直接契約し、掲載している宿泊施設を対象とします。
※当サービスの利用にあたり、申込書など手続きは不要です。
・給付金額
No-Show1回1組につき1万円を給付（上限：年間最大3回まで）
・サービス提供期間
2017年4月1日〜2018年3月31日にチェックアウトする予約を対象とします。
2018年4月1日以降にチェックアウトする予約については、未定です。
